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中学生の定期テスト勉強法【社会・歴史編】旧石器~弥生でよく出る内容は?

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「社会の授業で歴史を習い始めると、いつどんなことが起こったのか、分からなくなってくる・・・」

あなたは、こんなふうに思ったことはありませんか?

 

確かに、歴史というのは大昔のことについても勉強するため、覚える部が沢山あります。

とはいえ、ほんのひと工夫加えるだけで、あなたの頭の中で情報が整理され、暗記しやすくなるのです。

(その方法は、後ほどお伝えします。)

 

そうすることで、歴史に対する苦手意識が少しずつ解消されます。

そのころにはあなたのテストの点数もアップしていることでしょう。

 

今回は、

  • 旧石器時代
  • 縄文時代
  • 弥生時代
  • 中国の歴史書の内容

それぞれの重要ポイントについてお伝えします。

 

中学生の社会(歴史)の勉強法【定期テスト編】旧石器~弥生

旧石器時代(約1万2000年前)

まずは、旧石器時代の特徴から説明します。

 

【暮らし】

この時代は氷河期と呼ばれる寒い時期で、雪や氷が溶けずに海面が低かったのです。

そのため、大陸と陸続きとなっており、歩いて外国へ行くことが出来たのです。

 

そして、大陸からやってきたマンモスナウマンゾウ・オオツノジカを追いかけて、食料としていました。

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【道具】

石を打ち砕いた打製石器を使用していました。

(これを作るには、ものすごいパワーが必要です)

 

【遺跡】

岩宿遺跡(群馬県)

1946年、相沢忠洋(ただひろ)という人が打製石器を発見しました。

そのことによって旧石器時代の存在が証明されたのです。

 

彼はまさに「旧石器の謎に急接近!」した人物と言えますね。

 

野尻湖遺跡(長野県)

ナウマンゾウやオオツノジカの化石が発見されました。

 

「ナウマン」というのは、とあるドイツ人の名前と言われています。

「ナウマンさんが見つけた象=ナウマン象」ということになっています。

 

(現代であれば、動物に人の名前をつけることはありませんね。体操であれば、選手の名前が技の名前になっているので、それはそれですごいことだと思います。)

 

縄文時代(約1万2000年前~約2500年前)

続いては、縄文時代です。

 

【暮らし】

約1万年前に氷河期が終わり、雪や氷が溶けはじめて海に流れたことで海面が高くなり、日本列島ができました。

これまではあちこち移動する「移住生活」をしていましたが、竪穴住居を作り、定住生活するようになったのです。

 

ナウマンゾウやオオツノジカは、これまでたくさんの人に捕獲されたため絶滅していました。

代わりにイノシシシカを捕獲するようになったのです。(狩猟)

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そのほかにも、海でを、山で木の実を拾っていました。(採集)

 

【道具】

  • 磨製石器→石を磨いて作ったもの(※打製石器と区別しましょう)
  • 骨角器→動物の骨から作ったもの
  • 土偶→魔除けや安産を願うために、女性をかたどってつくったもの
  • 縄文土器→食物を煮たり保存したりするための土器。縄目の模様があり、厚いけどもろいです

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【遺跡】

大森貝塚(東京都)

アメリカの学者であるエドワード・モースが汽車に乗っている時に発見しました。

(彼は日本にやってきたときに「モースと申す!」と言ったのでしょうか?)

 

貝塚とは?

人々が捨てた貝殻や、動物の骨がなどが積もった跡のことです。

 

三内丸山遺跡(青森県)

縄文時代に、最も人が集まっていた場所だと言われています。

 

弥生時代【約2500年前から約3世紀】

【暮らし】

稲作(米作り)が広まり、そのことによって貧富の差が生まれるようになりました。

(なぜ?)

米をたくさん生産できる地域と、そうでない地域とで、1日の食事量が変わってしまうからです。

 

稲を保存するために、床を高くして湿気やネズミの侵入を防ぐ高床倉庫を使用しました。

 

【道具】

弥生土器→模様が無い・薄いけど丈夫(※縄文土器と区別しましょう)

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田げた→農作業をする時に履きます

石包丁→稲の穂先を摘み取ります

 

青銅器や鉄器が大陸から伝わりました。

(違いは?)

青銅器→銅矛や銅剣・銅鐸などであり、祭器(飾り用)に使用しました

鉄器→武器や農具として使用しました

 

【遺跡】

登呂遺跡(静岡県)

水田の跡が発見されており、米作りが行われていたことが分かります。

 

吉野ケ里遺跡(佐賀県)

敵の侵入を防ぐための柵や、物見やぐらの跡が発見されました。

 

(なぜ弥生時代には戦争が行われたのか)

相手の土地を奪うためです。

もし、相手の土地が米を育てやすいのであれば、それは貴重な土地と言えます。

そこで、力づくで土地を手に入れようとして、戦争が始まるのです。

 

すると、負けたものが勝ったものに従うようになり、もともと「ムラ」だった地域が徐々に大きくなり「クニ」を形成し始めたのです。

 

中国の歴史書

これも、定期テストにおいて重要ポイントです。

書籍の名前と、書かれている内容を確認しましょう。

 

漢書地理志(紀元前1世紀ごろ)

(内容)

西暦57年ごろ、楽浪郡(現在のピョンヤン)のあたりに倭人(日本人)が住んでおり、100ぐらいの国をつくっている。

 

後漢書東夷伝(1世紀ごろ)

(内容)

倭の奴国(日本)の王が中国に遣いを送り、金印を授けられた。

この金印は「漢委奴国王」と彫られており、福岡県志賀島で発見されました。

 

魏志倭人伝(3世紀ごろ)

(内容)

30国ほどに分かれている日本をまとめていたのが邪馬台国であり、この国では卑弥呼という女性が王になっていた。

卑弥呼は中国(魏)に遣いを送って金印や銅鏡をもらって帰ってきた。

暗記するときのコツは?

最後に、旧石器時代から弥生時代を暗記するときのコツをお伝えします。

それは、「項目別に整理して覚えること」

 

今回の記事では、あなたが少しでも暗記しやすくなるように、

  • 暮らしの特徴
  • 使用した道具
  • 遺跡の名前と場所

この3つの項目ごとに定期テストでよく出るポイントを紹介しました。

バラバラの情報をこのように整理することで、暗記しやすくなるのです。

 

あなたもぜひ、何かを暗記するときは「いくつかの項目に分けて覚えることが出来ないか」ということを意識してみてください。

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現役塾講師の井上です。

幼少期から高校卒業まで児童福祉施設で暮らしていました。

中学時代は勉強が苦手で、通知表の成績は「オール3」でした。

しかし、ある教師との出会いにより「教育」の道に進むことを決意しました。

「どんな環境で育っても、生まれ変わることはできる」

このことを一人でも多くの生徒・保護者に伝えるために、日々活動しています。