高校受験の国語の勉強法【第2章】読む時に大切な○○語とは?

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前回の記事では「国語の成績が上がらないのは、考えるための3つのルールを使いこなせていないから」ということについて説明しました。

では、3つのルールとは何だったか、覚えているでしょうか?

・・・・・

・・・・・

・・・・・

それは、

  • 類比
  • 対比
  • 因果

この3つでしたね。

詳しい内容については以下の記事で説明しています。

ですので、「3つのルールについて詳しく知りたい」という方は、ぜひ読んでください。

【前回の記事】

高校受験の国語の勉強法【序章】なぜ成績が上がらないのか?

 

この記事では、前回説明した3つのルールをどのように活用すれば良いのかをお伝えします。

実は、3つのルールを「知っている」だけでは、国語の成績は一向に上がりません。

「使いこなす」ことを通して、グングン上昇するのです。

 

今回は「読むためのポイント」に絞って、「3つのルールをどのように使いこなせばよいのか」をお伝えします。

 

この記事を読むことで

  • 文章をどのように読んでいけばよいのか
  • どうすれば、筆者の言いたいことが見つけられるようになるのか

ということが、手に取るように分かります。

 

高校受験のための国語の成績を上げる勉強法【読み方編】

よくある指導法の問題点は?

市販の問題集のページをめくると、このように書かれていることが多いです。

「筆者の言いたいことを見つけましょう」

「大事なポイントに線を引きましょう」

 

これが大切なのは、間違いありません。

とはいえ、国語が苦手な生徒からしてみれば、

「筆者の主張?大事なポイント?そんなん、分かるかい!」と感じるのではないでしょうか?

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何を隠そう、私も高校1年生の時にこのように感じました。

筆者の主張や本文の重要ポイントを理解しながら線を引くことは、とてもハードルが高いことなのです。

これをいきなりやろうとすると、余計に国語が嫌いになるだけです。

このことは、いずれ出来るようになれば良いことであって、誰もがいきなりできることではありません。

 

大事なポイントに線を引きながら読む前に、やってもらいたこと(出来るようになってもらいたこと)があります。

実は、今から説明する「本文の内容を自力で理解するために重要となる言葉」の働きを、誰かに説明できるぐらい理解できれば、本文の重要ポイントを自然と見つけられるようになります。

 

文章を内容を理解するうえで重要となる○○語とは?

では、○○には何が入ると思いますが?

※「日本」ではありませんよ。

10秒間考えてみてください。

・・・・・

・・・・・

・・・・・

では、答えを言います。

 

それは、

「接続」

です。

 

このことは、声を大にして言いたいです。

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特に説明文であれば、「しかし」「だから」といった接続語がたくさんでてきます。

接続語の働きを知らないまま文章を読んでも、文章の流れ(構造)を理解できず、頭の中がチンプンカンプンの状態になってしまいます。

 

逆に、接続語の働きを知っておくと

  • 「あ、この文は前の内容をまとめているんだな」
  • 「この内容は具体例だ」
  • 「ここに、理由が説明されているんだな」

と意識しながら読み進めることが出来ます。

その結果、筆者の主張や本文の大事なポイントが、手に取るように分かってくるのです。

 

接続語は、文章の流れ(構造)を理解するうえで大変重要な役割を果たしており、本文の内容を理解する手助けをしてくれる言葉なのです。

 

国語の成績を上げるためには、接続語の働きを理解することは「不可欠」と断言できます。

 

とはいえ、イチから接続語の働きを覚えるのは、気が遠くなるほど大変な作業です。

 

ですので、「これだけは理解しておいてもらいたい」というものを厳選し、先ほど説明した「3つのルール(類比・対比・因果)」に当てはめながら、どの接続語がどのような働きをするのかをまとめておきます。

 

【類比の働きをする接続語】

前の内容をまとめるとき(抽象化)

つまり・すなわち・このように・要するに

※「つまり、すなわち」はいくつかの文をまとめるとき、「このように・要するに」は、いくつかの段落をまとめる時に使用することが多いです。

 

前の内容を分かりやすく説明するとき(具体化)

例えば

※(具体例は、言いたいことを分かりやすく説明するためのものですので、筆者が伝えたいことではないのです。)

 

【対比・逆接の働きをする接続語】

対比と逆接の両方に使える

しかし・だが・が・ところが・けれども・でも

※説明文(論説文)では、一般的に正しいとされていることを筆者が否定して、自らの言いたいことを述べる形で展開することが多いです。(この展開を「逆接」と言います

(例)

最近、「英語を学ぶことは大切だ」と口にする人が多い。

しかし、私はそうは思わない。

 

下線部の内容が、筆者の言いたいことになります。

 

対比のみ

一方・それに対して

ではなく・ではない

 

※「ではなく」は文中、「ではない」は文末で使用します。

(例)

私が好きなのは、ラーメンではなくカレーライスだ。

私が好きなのは、カレーライスであってラーメンではない

「ではなく(ではない)」を使用することで、カレーライスが好きであることを「強調」することが出来るのです。

(この2つは、筆者の言いたいことをつかんだり、解答を見つけるための手掛かりになる言葉なのです。)

 

【因果の働きをする接続語】

前に原因・後ろに結果

(文頭で使用できるもの)

だから・したがって・そのため・その結果・なので・よって

(文中・文末で使用するもの)

ので・から・ため

 

前に結果・後ろに原因

なぜなら

 

以上が、文章の構造を理解するうえで大切な接続語です。

これらの接続語を文中で見つけたら、○印をつけながら読むようにしましょう。

このとき、ただ何となく○印をつけても意味がありません。

 

  • 前の内容をまとめているのか、それとも分かりやすく説明するのか
  • 対比(逆接)なのか
  • 後ろに結果が述べられているのか、それとも原因が述べられているのか

 

これらのことを意識しながらチェックすることで、接続語の働きはもちろん、文の構造が理解できるようになっていくのです。

 

今回は、文章の内容を理解するうえで、接続語の働きを理解することが重要であることを繰り返し伝えてきました。

次回は「問題を解くときに、どのように答えを探せばよいのか」ということを、3つのルールを基にして説明していきますので、楽しみにしておいてください。

【次回の記事(第3章はコチラ】

高校受験の国語の勉強法【第3章】読解問題の正答率を高めるカギは?

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