中学生の定期テスト勉強法【英語編】受動態の文はどうやって作る?

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中学3年生の1学期の中間(期末)テストに出題されることが多い受動態

受験生であれば、どの都道府県であっても、定期テストの点数や授業態度によって決まる「内申点」が重要なだけに、何としても高得点を取りたいですね。

 

この単元において最も重要なのが

「ある文を、受動態の文に書き換えることが出来ること」

です。

 

それが出来れば、どんな問題が出題されても怖くありません。

今回は、受動態の文の作り方を、基本的なことから順番に説明していきます。

その中で、多くの生徒がイマイチ理解できていないポイントや、間違いやすいポイントもお伝えします。

 

この記事を読むことで

「受動態のことで、これまでよくわからなかった部分が理解できた」と思えること間違いナシです。

 

中学生の英語の定期テスト攻略編~受動態の文の作り方~

受動態とは

まずは「受動態とは一体どのようなものなのか」ということから理解を進めていきましょう。

何事においても「根本から理解する」というのは、理解を深めるためには重要なことです。

 

例えば

「彼はその本を読む。」という日本語を英文にすると

He reads the book.

となりますね。

この場合、「彼」が「本を読む」という行動を起こしています。

 

このように、主語に当たるものが、なにかを「する」ことを表す形を「能動態」と言います。

 

一方、

「その本は彼によって読まれる。」という日本語を英文にすると、

The book is read by him.

となります。

 

この場合、主語である「その本」は、自ら行動を起こすわけではありません。

(本が突然歩き出したら、怖すぎます)

 

このように、主語に当たるものが、何かを「される」ことを表す形を「受動態」というのです。

 

ここまでの内容を、簡単にまとめると

  • 能動態=主語が、何かを「する」ことを表す
  • 受動態=主語が、何かを「される」ことを表す

 

ということです。

ここからは、「受動態の文をどうやって作ればよいのか」を説明していきます。

 

受動態の文の作り方

基本パターン

まず、何よりも大切なのは「基本の形」です。

スポーツでも家づくりにおいても、土台となる「基礎・基本」をおろそかにするわけにはいきませんね。

中学生,英語,テスト勉強法,受動態

受動態の文の基本形は

  • 主語+be動詞+過去分詞

です。

 

実際に、文を作ってみましょう。

 

(例)日本語は日本で使われている。

 

この場合、主語が「日本語」であり、何かを「される」側なので受動態になります。

(言葉自体が突然何かを話すわけではないので、注意しましょう)

 

そして、日本語は「日本で」使われているので

 

Japanese language is used in Japan.

(日本語は日本で使われている。)

という文が完成します。

 

ここで、よくある質問が

「by」をつけなくていいの?

 

というものです。

 

もし、「by」をつけるのであれば、

Japanese language is used by Japanese in Japan.

(日本語は日本人によって日本で使われている)

 

という意味になりますが、日本語を使用するのは日本人であることは、わざわざ説明されなくても分かっていることです。

 

このように、「皆が分かっていることだから、説明する必要がない」とみなされる場合は、

「by~」の部分は省略されるのです。

 

念のため、「by」を用いた例文もご紹介します。

 

(例)この部屋は彼によって掃除された。

 

この表現を英文にすると

This room was cleaned by him.

となります。

 

ここで、重要なポイントが1つあります。

日本語をもう1度読んで、先ほどの文と異なるポイントを考えてみてください。

 

・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・・

 

見つかりましたか?

 

先ほどの文は「現在」のことを表していたのですが、

今回の文は「過去」のことを表しています。

 

この場合、be動詞は「過去形」になるのです。

 

ついうっかりして、be動詞を現在形のままにしてしまうミスが本当に多いので、英文を書き終えた後は、日本語と照らし合わせて見直すようにしましょう。

 

受動態の疑問文、否定文の作り方は?

疑問文も否定文も、作り方はとっても簡単!

なぜなら、be動詞を使用した疑問文、否定文と作り方が同じだからです。

 

This room was cleaned by him.

 

これを疑問文に変換すると、

Was this room cleaned by him?

 

となり、「この部屋は彼によって掃除されましたか」

という意味になります。

 

「はい」の場合は Yes,it was.

「いいえ」の場合は No,it wasn’t.

 

となります。

 

否定文に変換すると

This room wasn’t cleaned by him.

 

となり「この部屋は彼によって掃除されませんでした」

という意味になります。

 

ここまでは、受動態の文の作り方を説明してきました。

 

ここで、復習です。

 

受動態の基本形は、何でしたか?

・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・・

 

主語+be動詞+過去分詞

 

でしたね。

 

次に紹介するのは「目的語」が2つある場合の受動態の作り方です。

「ゲ!まだあるの?」と思ったかもしれません。

中学生,英語,勉強法,受動態

しかし、この内容を理解できれば、学校の定期テストで少し難しい問題が出たとしても、スラスラと解き進めることが出来ます。

 

ですので、そのまま続きを読み進めましょう。

 

目的語が2つある文の、受動態の作り方

例えば

She gave me the book.

という文があったとします。

 

では、この文を受動態に書き換えてみてください。

 

・・・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・・

 

出来ましたか?

 

実は、2通りあるのです。

 

I was given the book by her.

(私は彼女によって本を与えられた)

【意訳】(私は彼女から本をもらった)

 

The book was given to me by her.

(その本は彼女によって私に与えられた)

【意訳】(その本は彼女から私に与えられた)

 

となるのです。

(今回は、直訳すると少し意味が分かりづらいので、意訳も載せておきました。)

 

人を主語にした場合と、物を主語にした場合の、2通りの文が完成するのです。

 

ではなぜ、2通りの文が出来てしまうのでしょうか?

 

それは、

She gave me the book.

という文を、もう1つの文に書き換えることが出来るからです。

 

それは、

She gave the book to me.

という文です。

 

「人+モノ」を「モノ+to 人」という順番に変えたのが、この文です。

 

この場合であれば、もともと目的語だった人(あるいはモノ)を主語にした受動態の文を作ることが出来るのです。

 

では、次の場合はどうでしょうか?

 

Tom bought her the present.

 

これを、受動態の形で書き換えてみてください。

 

・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・・

 

The present was bought for her by Tom.

(そのプレセントは、トムによって彼女に買われました)

【意訳】(そのプレセントは、トムが彼女のために買ったものでした)

 

という文になります。

 

ここで、とても重要なことを言います。

 

実は、「人+モノ」を「モノ+for 人」に書き換えるものは、もともと目的語にあった「人」を主語にした受動態を作ることはできないのです。

 

なぜなら、そもそも意味が成立しなくなるからです。

 

ここまでの内容をまとめると

  • 「人+モノ」を「モノ+to 人」と書き換える文

→2通りの受動態の文を作ることが出来る

  • 「人+モノ」を「モノ+for 人」と書き換える文

→1通り(目的語の「モノ」を主語にする方)の受動態の文しか作れない

 

ということです。

 

「モノ+to 人」と書き換える文の動詞は

give lend read sell show teach tell などがあります。

 

「モノ+for 人」と書き換える文の動詞は

buy call cook find get make などがあります。

 

「動詞によってto やfor を使い分ける必要があるのは分かったけど、

どちらを使えばよいのか、それを判断する方法が知りたい」

 

と感じたのではないでしょうか?

 

こちらのサイトで、とても詳しく説明されています。

to とforの使い分け方を瞬時に見分ける方法

 

このサイトを見たときは、目から鱗が落ちまくりました。

ぜひ一度、目を通しておくことをオススメします。

 

目的語と補語がある文の受動態の作り方

まずは、この英文を受動態に変えてみましょう。

 

He named the dog Pochi.

(彼はその犬をポチと名づけた)

 

これを受動態の文に書き換えると

The dog was named Pochi by him.

(その犬は彼によってポチと名付けられた)

 

となります。

 

ここで、1つ質問します。

そもそも、「補語」とは何でしょうか?

 

一言でいうと、目的語や主語を詳しく説明する言葉と言えます。

 

もし、目的語の後ろに置いた場合は、

目的語と補語は、主語と述語の関係になるのです。

 

先ほどの例文を、もう1度見てみましょう。

He named the dog Pochi.

 

この場合「その犬」が目的語、「ポチ」は補語に当たるわけですが、

「その犬はポチです」という文を作ることが出来ますね。

 

補語は目的語だけではなく、動詞の後ろに置くこともあります。

 

例えば、

He looks happy.

(彼は幸せそうに見える)

 

この場合の補語は「happy」であり、

主語と補語を合わせてみると、「彼は幸せだ」となり主語と述語の関係になるのです。

 

話を受動態に戻しますが

目的語と補語がある文を受動態に書き換える場合は

 

  • 目的語+be動詞+過去分詞+補語(by 主語)

という形になります。

 

助動詞を使った受動態の文の作り方

ここまで、受動態の文の作り方について色々説明してきましたが、いよいよこれが最後のパートです。

 

ひと呼吸を入れたあと「ヨシ、あともう少し読み進めよう」という気持ちで続きを読んでくださいね。

 

準備はいいですか?(Are you ready?)

 

まずは、次の英文を見てください。

He will cook dinner.

 

これは

「彼は夕食を作るだろう」という意味になりますね。

 

では、これを受動態の形に変えると

どんな文が出来上がるでしょうか?

 

少し考えてみてください。

 

・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・・・

 

Dinner will be cookd by him.

(夕食は彼によって作られるだろう)

 

これが、正解です。

 

ポイントは

  • 助動詞+be +過去分詞

この形にすることです。

 

「助動詞の後は動詞の原形」というルールがあるわけですから、それに従わなければなりません。

be動詞を、beに置き換えることを忘れないように気をつけましょう。

 

まとめ

今回は

  1. 受動態の文の作り方(基本パターン)
  2. 受動態の疑問文・否定文の作り方
  3. 目的語が2つある場合の作り方
  4. 目的語と補語がある場合の作り方
  5. 助動詞を使った受動態の文の作り方

この5つについて、お伝えしてきました。

特に「3~5」については、つまづきやすいポイントなので、問題を解いていて分からなくなった場合は、その都度ルールを確認するようにしてくださいね。

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