「理科・社会の暗記が苦手」を一瞬で克服するメソッドとは?

Pocket

国語や数学と比べて、暗記しなければならないことが多いのが、理科社会です。

(確かに、計算問題や資料から情報を読み取るといった「思考力」を試す問題もありますが、

それでもやはり「知識問題」の比重は高いです。)

 

「思考力とは何なのか」の項目でもお伝えしたように、この先、「思考力」を試す問題がどれだけ多くなったとしても、

何も覚えていなければ考えることすらできません。

思考力とは?高めるために必要なことは?

 

ということは、「暗記力」を高めることも、考える力を伸ばすことと同じぐらい重要なのです。

 

とはいえ、やみくもに暗記したとしても、定期テストや模擬試験の点数を伸ばすのは不可能です。

 

「どれだけ覚えることに時間をかけても、すぐに忘れてしまう・・・」

「英語と数学は、塾でも習っているからそれなりの点数を取ることが出来ても塾で習っていない理科や社会は、なかなか点数を伸ばせなくて困ってる・・・」

「塾からテスト前にたくさんプリントを渡されて、それをこなすのに精いっぱい・・・」

「テスト前には提出物を仕上げるのに追われてしまい学校で習った内容を1つずつ確実に理解する余裕がない・・・」

5教科はもちろん、副教科の勉強も余裕を持って取り組みたい・・・」

 

もし、あなたがこのような状況に1つでも当てはまっているのであれば、今回お伝えする「3つのルール」を使った暗記の方法をぜひ試してください。

 

実際に、この方法を取り入れたことで、

12学期中間 3912学期期末 5821学期中間 89

21学期中間 4821学期期末 6431学期中間 92

21学期中間 5621学期期末 7022学期期末 86

 

といった成果が出ているのです。(上記の結果は、私が勉強法を指導した「社会」の点数です)

それでは、3つのルール(類比・対比・因果)を使いこなし、忘れにくくなるための暗記メソッドをご紹介します。

 

決して、一部の賢い生徒だけが取り組めるものではなく、誰もが今日から取り組める内容ですので、安心してください。

 

理科・社会の重要事項の暗記術 Part1【類比編】

まずは、1つ目の「類比(言いかえる)」力を活用した暗記方法を説明します。

実は、すでに多くの生徒が取り組んでいる方法に「ほんのちょっとしたひと工夫」を加えるだけで、忘れにくくなるコツがあるのです。

(この方法を知らないのは、本当にもったいないです)

 

まず、多くの生徒が行っている方法というのは、

問題集(あるいは、コピーしたプリント)に答え(用語)を赤ペンで書き、それを赤シートなどで隠しながら答えを順番に言ったり、ノートに書いたりする方法です。

例えば

①593年、推古天皇の摂政となり、天皇中心の政治を目指した人は

(聖徳太子)

② ①の人物が定めた、有能な人物を採用するために、 家柄ではなく能力や功績によって人材を登用する制度は

(冠位十二階)

③ ①の人物が定めた、豪族たちに役人の心構えを示した法令は

(憲法十七条)

 

この場合であれば、答えの部分を赤シートなどで隠して、問題を見ながら答えの用語を順番に言う方法で覚えようとするわけです。

理科,社会,暗記科目,苦手,克服

確かに、この方法は、事柄や人物にまつわる説明を、用語で「言いかえる」ので「言いかえる力」を使っていると言えます。

しかし、この方法にはデメリットがあります。

それは何だと思いますか?

・・・・・

・・・・・

・・・・・

それは

  • 答え自体を問題集の番号の順番で覚えてしまうこと
  • 記述問題に対応できなくなること

 

主に、この2点です。

 

確かに、答えを隠す方法で、全く覚えられないわけではありません。

しかし、正確に内容を覚えていなくても、答えが言えてしまいます。

 

なぜなら、何度も繰り返すことで「答えの順番」を覚えてしまうからです。

そうすると、テストの時に形式を変えられたときに、答えられなくなってしまいます。

 

そんな状態にならないためには、どんな方法が有効なのでしょうか?

それは、この方法の逆バーションを行えばよいのです。

用語をみて、それについて説明すれば良いのです。

 

例えば

  • 「冠位十二階」という用語を見て、その内容を何も見ずに説明する
  • 「憲法十七条」という用語を見て、その内容を何も見ずに説明する

 

たったこれだけです。

 

この方法だと、正確に覚えていなければ、答えることが出来ません。

そうすると、覚える段階から気合を入れて覚えるようになり、つい見落としてしまう細かい部分も頭の中に入るようになるのです。

 

その結果、問題の形式を変えられたとしても、涼しい顔で答えを書き込めるようになります。

さらに、記述問題が出たとしても、慌てずに丁寧な字で答えを書いていくことが出来ます。

 

理科・社会の重要事項の暗記術 Part2【対比編】

続いては、「対比(くらべる)編」です。

理科と社会の学習を進めていくと「あれ、○○と△△の違いってなんだったっけ・・・」と感じることはありませんか?

(私は中学生の頃、しょっちゅうありました)

 

例えば、理科であれば

  • 被子植物と裸子植物
  • おしべとめしべ
  • 酸化と還元
  • 有機物と無機物
  • 電磁誘導と誘導電流
  • 火山岩と深成岩
  • 斑状組織と等粒状組織 などなど・・・ 

 

社会であれば

  • 領海と公海
  • 西岸海洋性気候と地中海性気候
  • 打製石器と磨製石器
  • 縄文土器と弥生土器
  • 元禄文化と化政文化
  • 円高と円安
  • 衆議院と参議院 などなど・・・・・

挙げたらキリがないですね。

 

「くらべる力」を活用するために用意してほしいものがあります。

 

それは、ノートです。

理科,社会,暗記科目,苦手,克服

ノートの表紙に「違いシリーズ理科(社会編)」といったネーミングを書き込んで「どう違うのか」とギモンに感じたことを、言葉だけでなく、絵や図を用いてどんどん書き込んでいきましょう。

 

違いを書き込んでいくうちに、情報が頭の中で整理されていきます。

そうすると、暗記しやすくなるのです。

 

例えば「縄文土器」ついて覚えようとするときに

・縄目の模様がある

・厚いがもろい

これだけを覚えようとする方法と

弥生土器と比べながら

 

縄文土器           

  • 縄目の模様がある    
  • 厚いがもろい       

弥生土器

  • 模様がない
  • 薄いが丈夫

と理解して、実際に絵を描いて比べてみるのとでは、どちらの方が覚えやすいですか?

(「後者」だと感じる人が、多いと思います)

 

なぜなら、比べることによって異なる部分が浮き彫りになり、特徴をとらえやすくなるからです。

 

例えば、同性の双子を識別するときに、あなたはどんな方法で見分けますか?

  • 目の下にほくろがあるかどうか
  • 持っているカバンがどう違うのか
  • 履いている靴がどう違うのか

といったように、異なる部分をもとにして見分けるのではないでしょうか?

そうすることで、「こちらは○○君で、もう1人の方は△△君」と判断できますね。

 

この方法を、勉強にも生かさないのは余りにもったいないです。

 

ですので、ぜひ「違いをまとめる」めのノートを1冊用意して、この方法を教えてあげてください。

 

ノートでまとめておくと、「あれ、何だったっけ」と思ってどうしても思い出せないときに、覚えたい情報をすぐに確認することができるので、とても便利です。

 

理科・社会の重要事項の暗記術 Part3【因果関係編】

最後に、因果関係のルールを活用した方法をご紹介します。

その方法は、「理由を考える」ことです。

(超シンプルな方法ですね)

 

例えば

  • 「なぜ、茨城県でメロンがたくさん生産されているのか」
  • 「なぜ、六波羅探題を京都に置いたのか」
  • 「なぜ、任期が短く解散がある衆議院は、参議院より国民の意見を反映しやすいのか」

 

  • 「なぜ、光合成をするのに水が必要なのか」
  • 「なぜ、電子の流れる方向と、電流の流れる方向が違うのか」
  • 「冷たい飲み物のコップの表面に水滴がつく理由は」

 

このように、「なぜなのか」と考えてみることで、理解できたときに

  • 「なるほど!」
  • 「そうだったのか!」
  • 「分かったぞ」

と感じることが出来ます。

実は、その瞬間に脳内からドーパミンという物質が分泌されることによって快感が得られて、記憶に残りやすくなるのです。

理科・社会の暗記方法 まとめ

いかがでしたか?

今回ご紹介した「3つのルール」を使う方法は、決して難しいものではなく、誰でも今日から取り組めるものです。

3つのルールのうちの1つでも良いので、早速取り組んでみてください。

そうすると「暗記って楽しいな」と感じられるようになりますよ。

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です