中学生の塾の選び方【その2】個別・集団塾のカリキュラムの違いは?

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「個別塾と集団塾のカリキュラムは、どう違うの?」

「うちの子は、どっちが合っているの?」

「入塾前に、あらかじめ聞いておいた方が良いことって何かあるの?」

あなたは、こんな風に思っていませんか?

 

お子さんを塾に通わせる判断材料として「カリキュラムの違い」を理解しておくことは、とても重要なことです。

子どもに合ったカリキュラムになっているかどうかで、

  • ヤル気になるのか(ならないのか)
  • 成績が上がるのか(上がらないのか)

ということが左右されてしまうからです。

 

そこで、今回は「カリキュラム編」として

  • 個別塾のカリキュラムと、メリット・デメリット
  • 集団塾のカリキュラムと、メリット・デメリット
  • カリキュラムに関することで、あらかじめ質問しておいた方が良いこと

この3点をお伝えします。

 

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中学生の塾選びのポイント【その2】カリキュラム編

個別塾のカリキュラム(中学生編)

個別指導の場合であれば、基本的に「学校進度」に合わせたカリキュラムが組み立てられ、定期テストの点数をアップさせることを主眼に置いています。

塾側が特に意識していることは、「学校進度よりも少し先へと進むこと」

目安としては、塾で習ったことを、1週間後ぐらいに学校で習うぐらいのペースで授業が進んでいきます。

  • 塾の授業=予習
  • 学校の授業=復習

というスタンスの塾が多いです。

 【数学】

数学の場合は、学校の教科書や、市販の教科書ワークなど、「教科書」に掲載されているレベルの問題を扱うことが多いです。

生徒が問題を解き、○付けをした後、分からない部分を先生が解説する形で授業が進んでいきます。

【英語】

英語の場合は、

  • 教科書の和訳
  • 文法問題(穴埋め、書き換え、並べ替え、和訳)

を中心に扱います。

(英作文まで扱うかどうかは、生徒の学力によります)

 

【メリット】

・生徒の理解度に合わせて、授業が進んでいく

これは、個別塾のカリキュラムの最大のメリットとも言えますね。

 

個別指導の場合は、生徒が理解していれば進むスピードを速めることが出来ます。

また、あまり理解していないようであれば、進むスピードを遅くすることも出来ます。

ですので「分からないまま先に進んでいく」という状況を防ぎやすくなります。

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【デメリット】

・応用問題を扱う機会が少ない

もし、教科書内容を十分理解できている生徒が「もっと難しい問題に取り組みたい」と思ったときに、満足感を得られないというケースもあります。

 

集団塾のカリキュラム(中学生編)

集団塾の場合は、中学1年生の段階から「受験を意識したカリキュラム」を組むケースが多いです。

ですので、学校進度よりもはるかに先を進んでいるというケースも珍しくなく、中学1年生の段階で2年生で習う内容を扱うこともあります。

 

「じゃあ、中間・期末テスト対策の時はどうしているの?」と感じるかもしれません。

実は、テスト2週間前ぐらいになると、通常授業をストップして、テスト対策の授業に切り替わるのです。

 

【数学】

基本問題だけでなく、教科書の応用問題、さらには教科書レベルを超えた問題を扱うケースもあります。

【英語】

文法問題であれば、穴埋めや書き換え、並べ替えにとどまらず、英作文を積極的に扱う場合もあります。

また、教科書に載っていない長文問題を、中学1~2年生の段階から取り組むケースもあります。

(個別塾の場合だと、長文を扱い始めるのは中3の夏以降である場合が多いです)

 

【メリット】

  • 受験レベルの問題に対応する力を、受験学年を迎える前に養える

早い段階から「進学校」と呼ばれる高校を志望校としており、なおかつ中学校の定期テストで学年平均点を20点以上上回っている生徒であれば「難しいけどやりがいがある」という意識で難問に取り組むことが出来ます。

基礎学力が備わっていると、難問を通して、これまで身につけてきたこと(数学であれば定理や公式、英語であれば文法事項や単語)を使いこなせるようになってきます。

その結果、現状の学力をさらに上昇されることが出来るのです。

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【デメリット】

  • 分からないまま授業が進んでいく

集団塾であれば、生徒1人1人がどの程度理解しているのかについて、講師も完全に把握することが不可能であり、その日の授業内で教えるべきことというのが決められています。

 

その結果、生徒によっては「分からない」まま授業が展開されるケースもあり、理解できない内容がいくつも出てきてしまうと、授業についていくこと自体が難しくなります。

 

質問事項しておきたい事項は?

①体験授業が受けられるのか

入塾面談の際に、どれだけ授業内容の説明をされたとしても、それを子どもがどのように感じるのかについては、実際に受けてみないと分かりません。

 

授業を受けてみれば

  • 自分のレベルに合っている
  • 分かりやすく説明してくれる
  • ペースが速くてついていけない
  • 難しすぎる(簡単すぎる)

 

と言ったことが見えてきます。

 

塾によっては、体験授業を実施していないところもあります。

(だからと言って、その塾がダメな塾であるというわけではありません)

 

もし受けられるのであれば、ぜひ一度受けるように子どもに勧めてみましょう。

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②宿題の量や内容は?

これも、入塾前に確認しておきたいことの1つです。

個別塾であれば「生徒によって量も違えば、内容も違います」と言われると思います。

 

それでも

・1日につき何分ぐらいかかるのか

・毎日取り組む必要があるのか

・「いつ、どのページの問題を解いてくるのか」ということについて、先生が指示を出すのか、生徒に任せるのか

・ページ数で言えばどれぐらいなのか

と言ったことは、教室長に当たる人であれば把握しているはずです。

 

たとえ大まかであったとしても、あらかじめ聞いておくと、子どもも安心します。

(宿題について何も知らされずに通塾をはじめ、いきなり大量の宿題を出されてしまったら、とたんにヤル気がなくなってしまいます)

 

塾によっては「宿題を出さない」という方針を取り入れていることもあります。

その場合は、「家での勉強の仕方について、アドバイスをしてくれるのか」ということも、確認してみましょう。

 

※ちなみに「完全に任せています」というのは、「自主性尊重」という名の「放任」です。

よほど勉強への意識が高い生徒でなければ、家で全く勉強しないのは目に見えています。

 

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③居残りはあるのか

塾で居残りが発生するケースとしては

  • 小テストで不合格になった場合の再テスト
  • 忘れた宿題を、塾でやってから帰る

というのが主なケースです。

 

これについては、保護者の中でも

「熱心に関わっていただけてありがたい」

という反応と

「帰りが夜遅くなってしまうため居残りは勘弁してもらいたい」

といった反応に分かれます。

確かに、あまりに遅くなりすぎると、朝起きられなくなり生活習慣が乱れてしまいます。

 

塾によっては、「居残り禁止」としているところもあります。

もし、居残りが発生するケースがある場合は

「どれだけ遅くなっても○時までには退出させてほしい」

ということを伝えておくとよいです。

(たいていの場合は、受け入れてもらえます)

 

④振替は可能か?

例えば、毎週水曜日に授業を受けていたものの、

  • 熱が出てしまって行けなくなってしまった
  • 家の用事で欠席せざるを得ない

と言ったことは、必ず発生します。

その場合、別の日に授業を受けることが出来るシステムを「振替」と言います。

 

実は、このルールについては

  • 前日までに申し出があれば受け付ける
  • 授業開始1分前までに連絡して頂ければ、受け付ける
  • 振替をしたものを、もう1度別日に振替をするのは不可能
  • 別教室であれば、振替を受け付けられる
  • 先生が対応可能である場合に限り、振替ができる

といったように、塾によってバラバラです。

 

実は、事前にルールを知らずに、振替を受け付けてもらえると思ったものの、受け付けてもらえなかったというケースも実際に起こっています。

そうならないために、入塾前に確認しておきましょう。
 

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まとめ

今回は「カリキュラム編」ということで

  • 集団塾・個別塾のカリキュラムの違い
  • それぞれのメリットとデメリット
  • あらかじめ質問しておきたい事項

について、お伝えしました。

塾を決める時は、複数の塾を検討したうえで、お子さんの意見も取り入れてあげてください。

そうすると、「この塾で頑張ってみよう」と思えるようになります。

 

【子どもが通塾するようになってから、確認しておきたいこと】

中学生の塾の選び方【ポイント1】担当講師が子どもにふさわしいかどうかの判断基準は?

【環境面に関して、あらかじめ確認しておきたい事とは?】

中学生の塾の選び方【その3】環境面のチェックポイントは?

【塾への費用は実際どれくらい必要なの?】

中学生の塾の選び方【その4】費用はどれぐらいかかるの?

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