部活に入らないという選択はアリなのか?

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入学式を終えて、中学校での生活が始まったばかりの1年生が頭を悩ませることと言えば「どの部活に入ろうか」ということですね。

入学前から「僕はバスケ部に入る」「私はバレー部に入る」と決めている子もいます。

子どもがこのような状況であれば、親としてもそこまで悩むことはありません。

ですが、子どもが「部活に入ろうとしない」状況であれば、さすがに焦ってしまいますね。

 

今回は、お子さんが「部活に入らない」と言っている場合、親としては子どもに対して部活に入るように促した方が良いのか、それとも促さない方が良いのかについて、状況の分けて説明します。

また、「部活に入らないと高校入試で不利になるのか」についてもお話しします。

 

中学生が部活に入らない選択をする理由

そもそも、入りたい部活がない

中学生で「部活に入らない」という選択をする場合、最も多い理由がコレです。

  • 部活に入るぐらいなら、家でゲームをしていたい
  • 土・日(たまに平日)にスポーツのクラブチームでの活動があるため、そっちを優先したい
  • 興味があることがなく、自分に合いそうな部活が見つからない

「入りたい部活がない」と感じる理由としてよくあるのが、このようなパターンです。

 

もしかすると「毎日家でゲームをしたり漫画を読んでいるぐらいなんだったら、部活に入った方が有意義なのでは」と感じるかもしれません。

ですが、大人が感じる有意義な時間と、子どもが感じる有意義な時間は異なるものです。

1人で家の中で好きなゲームをしたり本を読んだり、あるいは外に出かけることを楽しみにしながら、日々を過ごしている子もいます。

部活 入らない

自分のしたいことをすれば、ストレスを発散することもできます。

逆に、したくないこと(無理やりやらされたこと)をしていても、ストレスをためてしまうだけです。

そう考えると「入りたい部活がない」という子に対して、無理やり部活をさせようとするのは得策とは言えません。

自分が求めている環境ではない

これも「部活に入らない」と決断する場合に、当てはまることが多い理由です。

例えば、一口に「野球部」「サッカー部」と言っても、中学校によっては練習時間や休みの日数が異なります。

 

それだけではありません。

「勝つことよりも、みんなで楽しみながらやれるのが1番!」

「大会で、最低でも1勝、できれば2勝すれば十分」

という意識で活動しており、練習がそこまでハードではない部活もあります。

一方、

「コンクールで優勝するのは通過点」

「全国大会出場を目指しています」

部活

といった意識で活動をしており、朝練から始まり、練習がとてもハードは部活もあります。

 

「どちらが良くて、どちらが悪いのか」を決めつけることはできません。

なぜなら、価値観は人によって違うからです。

 

「そこまで本格的にやりたいわけではないのに、練習がハードで休みがないのが嫌だ」と考えている子もいます。

その一方で「やるなら真剣にやりたいんだけど、それが出来なさそう」という不満を抱く子も、たまにいます。

 

「やりたいことが出来るのであれば、環境はあまり気にしなくていいんじゃないの」と言っても、子どもは受け入れません。

なぜなら、同じことをやるにしても「その人に合った環境」がある一方で、合わない環境も存在します。

ですので、「環境」を理由に部活に入らないという場合、お子さんの背中を無理に押さない方が良いです。

上下関係が苦手

これも、時々部活に入りたくない理由として挙げられます。

ですが、もしこの理由だけで部活に入らないのは、もったいないことだと思います。

なぜなら、上下関係が存在することによって学べることはたくさんあるからです。

 

例えば、先輩によっては1年生が「俺」という言葉を使うことに対して気分を悪くする場合があります。

一方、とてもフレンドリーに接してくれて「敬語なんて使わなくていいよ」と言ってくれる先輩もいます。

また、2年生になれば「後輩」が出来ます。

礼儀正しい後輩もいれば、チョット生意気だと感じる後輩もいるでしょう。

このように「先輩・後輩」と言っても、色々なタイプの人がいます。

 

このことを、実際に先輩や後輩に接することで理解できるようになるにつれて

「A先輩には思ったことをハッキリと伝えても大丈夫だ」

「B先輩はチョット怖いから言い方には気をつけないといけないな」

と感じられるようになってきます。

 

もし、あなたのお子さんが「上下関係」だけを理由に部活に入りたくないと思っているのであれば、入るように背中を押してあげた方が良いと思います。

仮に、先輩に対して苦手意識を持っているのであれば

  • 返事は「うん」ではなく「ハイ」と言うこと
  • 「俺」ではなく「僕」と言うこと
  • 先輩とすれ違ったときは挨拶をすること

この3点を実際にやっていれば、目をつけられることは基本的にないことを伝えてあげてください。

 

部活に入らないと高校入試に不利なのか

もしかすると「部活に入ると内申点に響くから、出来れば入った方が良い」という意見を聞いたことがあるかも知れません。

ですが、入試の合否判定で使用する内申点と言うのは、基本的に9教科の通知表の成績が使用されます。

 

公立であれば、当日の点数と通知表の成績をもとにした内申点によって結果が決まります。

ですので「部活をやっていたから合格」「やっていなかったから不合格」になるケースは起こりません。

時々、スポーツ推薦ではない私立の推薦入試において「部活動の状況」によって点数が加算される場合もあるのですが、数値としてはほんのわずかです。

 

「スポーツ推薦をもらうことを目指しているわけではない」のであれば、部活に入らなかったからと言って高校入試の時に不利になるわけではありませんので、深刻に考えなくても大丈夫です。

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