成績が上がる子の特徴④【結果をどのように分析しているのか】

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これまで、3回に分けて成績が上がる生徒の特徴について説明してきました。

【第1回】学校の授業の受け方

【第2回】日常生活で気をつけたいこと

【第3回】問題集の活用方法

 

今回は、成績が上がる生徒が、テストや通知表の成績に対してどんな風に分析しているのかについてお伝えします。

なぜこの話をするのかと言いますと、せっかく頑張って勉強したにも関わらず、分析することをサボってしまうと成績が上がりにくくなるからです。

逆に言えば、出来る範囲で分析してみるだけで、成績が上がりやすくなります。

もしあなたが「子どもはそれなりに頑張って勉強しているんだけど、イマイチ成績が伸び悩んでる」と言う場合は、ぜひ続きを読んでください。

 

成績が上がる生徒の結果の受け止め方

その1 他人や環境のせいにしない

「人のせいにしてはいけません」

おそらく、これまで何度もお子さんに言い聞かせてきたセリフだと思います。

ですが、「成績が良くない」という状況になると、どういうわけか自分以外のせいにする生徒が本当に多いです。

 

「塾の先生の教え方が分かりづらい」

「塾の勉強が難しくてついていけない」

「あの先生の授業は眠くなる」

「宿題が多くてヤル気が出ない」

「家の中だとみんながうるさくて集中できない」

など、挙げたらキリがありません。

 

確かに、人はどうしても「相性」と言うのがありますので、その子にピッタリな環境があったり、ピッタリな先生がいたりする事実を否定する気はありません。

ですが、成績が良くない生徒に限って「あの先生が~」「あの塾が~」と言い出すのです。

 

また、子どもからそのようなことを聞いた親御さんも、事実を確認しないまま「塾が悪い」「先生が悪い」などと決めつけてしまうのです。

「先生(塾)が悪い→塾を変える→やっぱり合わない→子どもに合ったやり方を探し続ける」

このことを繰り返しているご家庭は、思いのほか多いです。

当然ですが、このサイクルをどこかで断ち切らないことには、一向に成績が上がりません。

 

逆に、成績が上がる生徒と言うのは、基本的に「先生は誰でもいいです」というスタンスでいます。

たとえ教え方が下手な新人の先生が担当になったとしても、

「何とか理解しよう」

「もし分からなければ質問してみよう」

という意識で授業を受けています。

 

そのような生徒は、仮にテストの結果が良くなかったとしても、まず自分に原因があることを前提に分析を始めます。

  • どの点がマズかったのか
  • 次からどうすれば良いのか

ということを、誰かに指図されることなく考え始めます。

成績が上がる生徒の特徴

このように、成績が思わしくなかったときに、自分以外に原因を求めるのではなく、まずは自分の至らない点を考えてみることこそ、成績を上げるためには重要なことなのです。

 

その2 弱点を具体的に把握している

成績が上がらない生徒であれば

「国語が苦手」

「数学はまあまあ得意」

といったように、科目ごとに得意なのか苦手なのかを判断しています。

 

まだマシなケースだと

「方程式が苦手」

「古文が苦手」

「英語の不定詞がよくわからない」

といったように、単元ごとに得意なのか苦手なのかを判断しています。

ですが、これでも分析としては不十分です。

 

成績が上がる生徒の場合は

・方程式の計算はできるが、文章問題になると解けない

・一次関数のグラフを書いたり、グラフから式や座標を求めることは得意だが、面積を求める問題はあまり得意ではない

・国語の問題で、文中に答えが書いてある問題は何とか解けるが、文中に答えがない問題になると解けなくなる

・古文で、現代仮名遣いに直す問題で、現代語訳を書いてしまった(時々、この2つの違いが分からなくなる)

・英語の文法事項が分かっていなくて点数を引かれることは少ないものの、英単語のスぺスミスで点数を引かれることが多い

・「不定詞の名詞的用法と副詞的用法の文は自力で訳せるが、形容詞的用法の文は自力で訳せない」

このように、単元の中で、何が出来て何が出来ないのかということまで分析しているのです。

成績が上がる子の特徴

実際、成績が良い生徒(5科目で420点以上を当たり前のように取る生徒)であれば、このレベルの分析を行なっています。

なぜここまで把握できるのかと言いますと、テストが返却された後に解けなかった問題を見て、その原因を考えているからです。

(成績が上がらない生徒は、テストが返却された瞬間、点数だけ見てそれ以上見ようとしない生徒が多いです)

 

とはいえ、いきなり自分の力でテストの答案を分析するのは難しいです。

ですので、もしあなたのお子さんが、解けている問題と解けていない問題の分析をしていないのであれば、手伝ってあげるか、塾の先生にお願いするか、どちらかの方法を取ることをおすすめします。

 

その3 以前と比べて出来るようになったことも把握している

弱点を見つけることと同時にやってもらいたいことは「以前と比べて進歩したことを見つけること」です。

例えば

  • 国語のテストで、漢字は満点を取れた
  • 数学のテストで、計算ミスによる減点はなかった
  • 3人称単数の現在形の文に、「S」をきちんとつけられるようになった

といったように、答案を分析してみれば、1つか2つ出来るようになったことが見つかるでしょう。

もし、答案から見つけることが出来なくても

  • 学校のワークを提出日までに終わらせることが出来た
  • 今まではテスト1週間前から勉強を始めていたが、今回は10日前から勉強をスタートした

というのも「進歩」と言えます。

 

やはり、以前と比べて成長した部分が見つかることによって「次はもっと頑張ろう」と思えるものです。

そうすると、今回のテストは納得のいく結果を出せなかったとしても、次回のテスト勉強を前向きな気持ちで取り組めるようになります。

ですので、点数だけでなく、あらゆる視点から成長ポイントを見つけてあげてください。

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