中学3年生の三者面談に臨む前に親が意識すべきことは?

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中学3年生になると、子どもにとって最大のイベントである高校受験が待ち構えています。

 

志望校を決めるうえで重要な役割を果たすのが「三者面談」

親としても、あれこれと心配事が増えてくる時期でもあります。

 

ですが、

  • どの時期に、どんなことを話すのか
  • 面談に臨む前にやっておきたいこと

このことを知っていれば、面談当日に慌てることなく落ち着いた気持ちで対応できます。

 

今回は、中学3年生の保護者の方に向けて、三者面談に関して事前に知っておいた方が良いことをお伝えします。

 

中学3年生の三者面談の時期や話の内容は?

中学3年生の場合、三者面談は

  • 7月に行なわれる期末面談
  • 11月ぐらいに行なわれる進路面談
  • 12月に行なわれる期末面談

多くの場合は、このようなスケジュールになっています。

では、1学期と2学期の三者面談で、どのような話をすることになるのか、面談に臨む前にあらかじめやっておきたいことについて、お話していきます。

 

1学期(7月)の三者面談での話題は

1学期の段階では

  • 志望校が決まっているのか、決まっていないのか
  • 決まっている場合、どの高校を受けたいと思っているのか
  • 決まっていない場合、候補として考えている学校はどこなのか

ということをもとにして話が進んでいきます。

中学,三者面談

仮に、A高校を志望校として考えているとします。

その場合、

  • A高校に進学するには、どれぐらいの内申が必要なのか
  • 実力テストでは、どれぐらいの点数を取ってほしいのか

ということを先生から言われます。

もし言われなかった場合は、先生に尋ねてみましょう。

 

場合によっては

  • 現状の苦手科目への対策方法
  • 夏休みを、どのように過ごしてほしいのか

という話をされることもあります。

 

例えば

「社会は1・2年生で習ったことの復習をしておくといいよ」

「数学は、計算問題を確実に解けるようになっておこう」

「夏休みは、最低でも1日4~5時間は勉強するようにしましょう」

といった具合です。

ここで、1つ注意があります。

それは、担任の先生が専門外の科目についてアドバイスをするせいで引き起こされてしまうことなのですが、時々、見当はずれのアドバイスをする先生がいます。

 

例えば

  • 国語は問題をたくさん解きなさい
  • 数学は応用問題にチャレンジしてみよう
  • 英語は長文問題をやっていこう

といった具合です。

いわゆる「進学校(地域で1~3番手の学校)」に本気で進学したい生徒で、なおかつ学校内で上位20%の成績をとっている生徒であれば、夏休み前の時点で上記のようなことにチャレンジしても良いでしょう。

 

ですが、そうでない生徒の場合、やるべきことは「基礎固め」です。

学校の先生から学習面でのアドバイスをされた場合「本当に夏休みの間にやらねばならないことなのか」と言うことを考える必要があります。

そうすることで、時間を無駄にしないで済みます。

 

もし、学習塾に通っている場合は「学校の先生からこのようなアドバイスをされたのですが、どうでしょうか?」と尋ねてみるようにしましょう。

 

1学期(7月)の面談前にやっておきたいこと

それは、進路について子どもがどのように考えているのかを聞いておくことです。

とはいえ、明確に決まっている生徒の方が少ない時期でもあります。

 

子どもに尋ねる時に「志望校」という言葉を使うと、何だか重たく感じてしまう場合もあるため

「はっきり決まっていなくてもいいけど、行きたいと思う高校はあるの?」

「どの学校と、どの学校で迷っているの?」

といった感じで聞いてみるようにしましょう。

 

2学期(11・12月)の三者面談の話の内容

2学期になると、当然ですが1学期よりも具体的な話になります。

  • 公立・私立でどの学校を受けるつもりなのか
  • 私立は専願なのか、それとも併願なのか、それとも受けずに公立1本なのか

ということを基にして話が進んでいきます。

三者面談,中学

学校からは

合格の可能性が高いと思われる場合は「このまま頑張りなさい」と言われます。

ですが、合格可能性が低いと思われる場合は、志望校の変更をすすめられるケースもあります。

あまり考えたくないことかもしれませんが、「エッ、その学校をすすめられるなんて全く予想していなかった」と感じる保護者(生徒)が出てくるのも、この時期です。

 

仮に、公立高校を志望していたとして、先生から見て合格可能性が低いとします。

その場合、「今のままでは厳しいです。もし公立を受けるのであれば、○○高校が妥当なラインでしょう」と言われるわけです。

もしかするとショックを受けるかもしれませんが、先生としても「合格してほしい」という気持ちで言っているわけです。

 

このようなケースになった場合の動きは、大体の場合3つに分かれます

①「まだ11月だから」ということで、諦めないで当初の志望校を目指し続ける

②公立受験を諦めて、私立専願に切り替える

➂学校の先生のアドバイスに従って、志望校をこのタイミング(11月)で変更する

 

実は、ここで「どうすべきか」ということをハッキリ言うことはできません。

なぜなら、お子さんの学習状況やご家庭の事情によって、ベストな選択が異なるからです。

ですので、予想だにしなかった学校をすすめられた場合、その場で結論を出そうとするのではなく、後日子どもと相談するようにしましょう。

 

高校受験の進路指導を学校はどのように実施しているのか?

2学期(11・12月)の面談前にやっておきたいこと

必ずやってもらいたいのが、子どもが行こうと考えている学校の説明会や見学会に、できれば親子で、出来ない場合が子どもが足を運ぶことです。

受験する可能性が少しでもある学校に関しては、全て回った方が良いです。

やはり、ホームページやパンフレットだけでは、分からないことがたくさんあります。

 

  • 通学時間はどれぐらいかかるのか
  • 学校(高校)はどのようなことに力を入れているのか
  • 雰囲気はどうなのか(合いそうなのか、合わなさそうなのか)
  • 部活に入ろうと思っている場合、目一杯活動できそうなのか

 

このようなことは、実際に足を運んでこそ分かるものです。

 

また、部活のことについてですが、例えば高校で野球部に入る気満々で、私立と公立のどちらも受験するつもりでいるとします。

公立の場合は大丈夫なのですが、私立の場合「推薦入学者でないと部員を受け付けない」というケースもあります。

これは、私の知り合いの話なのですが、野球部に入ろうと思ってある私立の学校に入ったものの、「推薦入学者ではない」と言う理由で入部出来ず、部活を出来なかった人がいます。

このことは、野球に限らずサッカーやバスケなどにも当てはまることです。

 

ですので「一般入学者でも入れる部活は何なのか」を調べておくようにしましょう。

 

まとめ

3年生の進路に関する面談は、親としても緊張するものです。

「学校の先生に何を言われるんだろう」

「志望校の変更を勧められたら、どうしよう」

面談の前から、あれこれ考えてしまうものです。

 

とはいえ、大切なのは面談が終わった後に子どもが少しでも前向きになっているかどうかです。

落ち込んでいる場合は背中を押してあげることも、親としての重要な役割です。

 

「学校の先生の意見も参考にしながらも、最後は子どもの意思を尊重しよう」

「もしへこんでいるようであれば、励ましてあげよう」

このスタンスで三者面談に臨むと、子どもにとって親は心強い味方になります。

 

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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