中学生の子どもの文章題嫌いを克服するには【数学編】

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「数学の文章題がどうしても解けない・・・」

数学が苦手な生徒であれば、ほぼ全員このように感じています。

文章題は、数学(算数)が嫌いになってしまうきっかけであると言っても過言ではありません。

 

「学校の先生の説明を聞いても、スピードが速くてついていけない」

「塾で解き方を教えてもらっても、自分でやってみると解けない」

このような悩みを抱いている中学生は、たくさんいます。

 

ですが、文章題を自分の力で解けるようになれば数学に対する苦手意識が払拭されます。

その結果、「文章題がそこまで嫌いではない」という状態になれるのです。

 

実は、文章題が苦手(嫌い)な生徒には、今からお伝えする2つのパターンに当てはまることが多いです。

(生徒自身も、気づいていない場合が多いです)

 

今回は、

  • 2つのパターンがどのようなものなのか
  • 巷で紹介されていることが多い間違った解決策
  • 自力で解けるようになるための解決策

 

このことについて、お伝えします。

 

数学の文章題が解けない生徒のパターンは?

パターンその1

すぐに「解き方を習っていないので分かりません」と言う。

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これは、初見の文章問題に取り組む時に多く見られる傾向です。

 

例えば、

1個50円のみかんと1個100円のリンゴを合わせて12個買ったら800円になりました。

みかんとリンゴをそれぞれ何個買いましたか。

という問題に取り組むとします。

 

たしかに、方程式を使った方が解きやすいのは間違いありませんが、方程式を使わなくても解ける問題です。

 

例えば

「みかんを1個買ったらリンゴを11個買うことになる。

そうすると、料金は50×1+11×100=1150(円)

これだと800円より多いから、みかんの数を増やして

リンゴの数を減らさないといけないな」

というように考えることも出来るわけです。

 

にもかかわらず、「式を立てなければ」と考えてしまうせいで、立てられないときには「分からない」と言うのです。

 

場合によっては「先生、これは方程式で解くのですか?」と聞いてきます。

 

「解き方さえ分かれば、自分で式を立てられる(解ける)」と考えている生徒はたくさんいます。

ですが、その考え方こそ、数学の文章題が苦手な生徒によくあるパターンと言えます。

 

パターンその2

数字や形式を少し変えられると、とたんに解けなくなる。

 

「学校のワークの文章問題は、解答を見て解き方を覚えたから出来るけど、テストでは形式を変えられたから分からなかった・・・」

文章題が苦手な生徒がよく口にするセリフです。

 

例えば、学校のワークに

1年1組でグループを作ろうとします。

7人グループを作ると4人余り、8人グループを作ると1人足りなくなります。

グループは、いくつできますか。

という問題が載っていたとします。

 

この問題を、学校の先生がこのように改変してテストに出したとします。

 

7人グループを作ると4人余り、8人グループを作ると1人足りなくなります。

1年1組には、みんなで何人いますか。

 

たったこれだけで、「アレ、ワークの問題と違うじゃん!」と慌てふためいてしまうのです。

(ちなみに、グループの数は5つで、生徒の人数は39人です)

 

あるいは、7人グループが6人グループになったり、4人余るが3人余るといった形式に代わっていた場合も、

「あれ、どうやって解くんだったっけ?(分からない・・・)」という状態になってしまうわけです。

 

文章題が得意になるために、やってはいけない解決策

この傾向に当てはまる生徒の中には、他の問題集を購入してひたすら量をこなして、パターンを暗記しようとします。

ですが、これは一番やってはいけない解決策です。

なぜなら、パターンを大量に暗記しなければならなくなり、いずれ覚えることに限界がおとずれます。

 

また、問題集に載っているすべての問題のパターンを暗記しようとすると、いくら時間があっても足りません。

「パターンをひたすら暗記」という方式で数学の勉強をしていると、高校生になった時に子どもが大変な目に遭ってしまいます。

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数学の文章題を自力で解けるようになるには?

では、先ほど紹介した2つのパターンに当てはまっている場合、どうすれば良いのでしょうか?

 

大切なのは

  • まずは、絵や図を描いてみる
  • 無理に式を立てようとしない

 

この2つです。

 

学校の授業では、小学校であれ中学校であれ「どうやって式を立てていけばよいのか」ということを中心に説明されます。

ですが、数学が苦手な生徒は、説明を聞いたとしても頭に入ってきません。

 

以前にもお伝えしたように

生徒自身が問題文の意味や、求めるべきことを自力で理解して答えを出せる問題であれば、解き方を習ったときに、その方法を理解できるわけです。

 

決して、「解き方を知ったからその問題について理解できた」というわけではないのです。

(コレ、とても重要なポイントです!)

 

実際に手を動かしてみることで、どこまで理解できているのかを生徒自身が視覚的に理解できます。

そして、それを手掛かりにまだ分かっていない部分を考えることで自分の力で解けるようになってくるのです。

 

ですので、あなたのお子さんが今回お伝えした2つの傾向に当てはまっているのであれば、

「絵や図を描いて考えてみると、解きやすくなるよ」とアドバイスしてあげてください。

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