反抗期がない中学生の3つの原因と今後の関わり方のポイントは?

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「反抗期」は多くの場合、小学生から中学生にかけてやってくるものですが、中にはそんな時期が全くない子もいます。

とはいえ、自分の子どもに反抗期がないとなれば、少しばかり不安になるものです。

 

「反抗期がを迎えることによって自立心が形成されるんだから、反抗期はあったほうがいい」

「中学生ぐらいに反抗期がないと、大人になってからやってくるよ」

ということを口にする人が多いわけですが、果たしてこれらの意見は正しいのでしょうか?

反抗期は、やはりあった方が良いのでしょうか?

 

結論を言いますと、反抗期がないということ自体は決して悪いことではありません。

しかし、それは反抗期がない原因によるのです。

原因によって、反抗期がないことに対して安心できる場合もありますし、逆に安心できない場合もあります。

 

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では、反抗期がない原因としてどんなことが考えられるのでしょうか。

また、それぞれの原因に対して、親はどのように関わってあげれば良いのでしょうか?

 

中学生で反抗期がない原因と親の関わり方

原因1:そもそも「反抗」することがない

実際に、中学生に対して親に反抗したくなる時があるかどうかを聞いてみると、「ない」と答える生徒もいます。

もし子供が反抗期まっただ中であれば、こんな話を聞かされるとなんだかうらやましい感じがします。

とはいえ、そうなるのは一体なぜなのでしょうか。

 

それは

●子どもの話を聞いている

●子どもの価値観を尊重している

からなのです。

 

例えば、「勉強方法」について、親から見て非効率な方法で子どもが勉強をしていたとします。

親としても、子どもには少しでも良い成績を取ってもらいたいものですから、つい口を挟みたくなるものです。

 

そんな時であっても、いきなり自分の意見を言わずに

「今の勉強方法はいつ思いついたの?」

「誰かに教えてもらったの」

といったように、まずは子どもの話を聞くわけです。

そうすることで、子どもとしても「自分の考えを否定された」とは思わなくなります。

その結果、反発心が芽生えて来ません。

 

逆に

「そんな勉強方法じゃダメでしょ!」

と言ってしまうと、誰だって反発したくなるものです。

 

勉強のこと以外であっても

親子ともに好きなスポーツが一緒であるとか、同じアイドルグループのファンであるといったように、同じ価値観を持っている場合も、反抗期がないケースに当てはまります。

 

とはいえ、

子どもは野球好きだけど、親は野球に興味がない

子どもはアイドルグループの大ファンだけど、親はそのようなものには関心すらない

といったケースの方が多いでしょう。

それでも、話を聞いてあげることは出来るわけです。

たとえ子どもが話している話題に興味がなかったとしても、普段から子供の話に耳を傾けているのであれば、子どもも「自分の価値観を受け入れてもらっている」と思えるわけです。

 

子供のことを「人格を持った1人の人間」として尊重し、適度な距離で接することができていれば、子供も親のことを信頼し、反抗することがない状態になるのです。

 

ですので、

●普段から話を聞いてあげて、子どもの価値観を尊重できている

●困ったことがあった時は、子どもの方から相談してくれる

という状況であれば、反抗期がなくてもひとまず安心して大丈夫です。

 

とはいえ、中学生の段階で反抗期がないからと言って、今後もないとは限りません。

高校や大学、さらには就職先を決める段階になって親子同士の意見が割れたことがきっかけで反抗期に入るケースもあります。

就職先となれば、子どもが進学する高校や大学以上に口を挟んでしまう親御さんもいます。

だからこそ、今後の関わり方としては、これまで以上に「子どもの価値観を尊重する」というスタンスが大切になってきます。

 

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原因2:自分の意見が言えない

先ほどの、「そもそも反抗することがない」と言う事であれば親としても心配する必要はないのですが、こちらの場合は安心できません。

 

自分の意見を言えない中学生を見ると、一見すると物分かりのよさそうな気がしますが、心の中に相当ストレスがたまってしまっている場合もあります。

 

では、自分の意見が言えなくなるのはなぜでしょうか。

それには、2つの原因があります。

 

【1つ目】

親が何かにつけて、子どもに何かを強制させたり、禁止したりする

 

例えば、

●やりたくもない習い事をやらされる

●「あの子とは遊んではいけません」と言われ、交友関係に制限をかけれらる

●漫画やゲームを「価値のないもの」と見なされ、禁止される

●次回のテストは○○点を目指しなさいと言われる(目指してもいないのに)

●「A高校に進学してほしい」としつこく言われる

 

もはや「親の価値観を押し付けている」といえる状況です。

このようなことが積み重なってしまうと、子どもが大人になった時に「自分のことを自分で決めたことがない」状態に陥ってしまい、大人になってから親に突っかかるようになります。

 

【2つ目の原因】

子供に対する質問に、親が答える

 

例えば子供の友達のお母さんから「部活は何に入っているの」と聞かれて親が子供の部活を答えたり、

学校での三者懇談で先生が「何か苦手な科目はある?」「どこの高校に行きたいの」と子供に聞いているのに親が先に答えてしまい子供が自分の意見を言う機会を奪ってしまっているのです。

 

もし、あなたの子供が

・学校の授業で全く発言しない

・先生から「静かにしなさい」と注意されることは、まずない

・「もう少し自分の意見を言った方がいいよ」と色んな人に言われている

・友達に誘われるがままついて行ってしまう

 

もし子どもがこのケースに当てはまっているのであれば、子どもが言うべきことをあなたが言ってしまっているのかもしれません。

 

 

ここまで、子どもが自分の意見を言えなくなってしまう2つの原因についてお伝えしてきましたが、自分の意見を言えない子に対し「自分の意見を言いなさい」と注意してもできないものなのです。

なぜなら、今までやってこなかったことだからです。

 

では、親に意見を言えないことによって反抗期を迎えていない中学生には、どのように関われば良いのでしょうか。

 

それは

●日常生活の中で、子どもが何かを選択する機会を持たせること

●子供に問いかけられた質問は、子供に答えさせる

 

この2つがポイントです。

 

家の中であれば

「今日の夜ご飯は何が食べたい?」

「明日は何時に起きるの?」

「今度行きたいところがある?」

毎日でなくても良いので

子供の意見を聞く機会を設けるようにしましょう。

 

最初のうちは「何でもいいよ・・・」と言うかもしれません。

そんな場合は

「カレーライスとオムライスだったら、どっちがいい?」

「7時に起きるの?それとも7時15分ぐらいまで寝ていたいの?」

といったように、選択肢を与えておいて、その中から選んでもらうようにしましょう。

 

そうすることで、少しずつ自分の意見を言えるようになってきます。

 

また、第三者の立場の人が子どもに何かを問いかけたら、子どもが答えるまで待ってあげましょう。

どうしても答えないのであれば「たぶん言いたくないんだと思います」とフォローしてあげることも大切です。

 

原因3:エネルギーが不足している

「最近の中学生は何だかおとなしい」

あなたも、このように感じたことはありませんか?

実際、ベテランの先生に話を聞いてみると、ほぼすべての先生がこのように感じています。

 

現代は、子どもだけでなく大人にとってもエネルギーが奪われやすい時代だと言えます。

「エネルギー」というと大げさに聞こえるかもしれません。

ですが、私たちが普段スマホから情報収集したり、メールやラインでやり取りをすることによってエネルギーが消費されます。

スマホが存在しなかったひと昔前であれば、外で遊んだり、あるいは誰かに喰ってかかることによってエネルギーを消費していたわけです。

 

まとめると

昔:家の外でエネルギーを消費する機会が多かった

今:家の中でエネルギーを消費する機会が多くなってきた

と言えるわけです。

 

そうすると、スマホを利用してエネルギーが消耗されてしまうと、誰かに突っかかるエネルギーがもはや残っていないのです。

このことも、「反抗期がない」ことの原因なのです。

 

とはいえ、表立って反抗的な態度を取らないだけであって、内面では反抗したくて仕方がないケースもあります。

そのような場合は、「口を利かない(無視する)」ことによって反抗の意思を示すようになります。

このことは、男子中学生にも女子中学生にも当てはまることです。

 

「話をしなくなる」場合のそれぞれの対応策については以下の記事でまとめていますので、ぜひご覧ください。

中学生男子の場合

中学生女子の場合

 

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まとめ

一昔前であれば「反抗期がないのは考えられない」と思う人が多かったものですが、

最近であれば、反抗期がなくてもさほど珍しいことではなくなっています。

(それでも少数であることには変わりありませんが)

 

実際、中学生の男の子であっても「将来結婚したいのは誰?」と聞くと「お母さん」という答えを返す子供もいます。

お母さんとしては何ともいえない気分になりますね。

 

親としては、反抗期がない原因を見定めたうえで子供に関わってあげてください。

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