東東京大会を制した二松学舎大付属高校が2年連続3度目の甲子園出場を決めました。広島で活躍する鈴木誠也選手がOBの学校です。今回は、野球部の監督を務める市原勝人監督の経歴や、2018年夏の戦いぶり、さらには大抜擢された1年生がどのような選手なのかについてお伝えします。
二松学舎大付属高校野球部2018年夏の戦績
●3回戦:二松学舎大附8―5都立王子総合
●4回戦:二松学舎大附6―3成立学園
●5回戦:二松学舎大附12―0都立江戸川
●準々決勝:二松学舎大附11―1堀越
●準決勝:二松学舎大附5―3関東一
●決勝:二松学舎大附6―3都立小山台
決勝戦では一進一退の攻防を繰り広げましたが、見事に逃げ切って2年連続夏の甲子園に出場となりました。
市原勝人監督は
「この雰囲気の中で選手たちは落ち着いてやってくれた。途中から選手の発想でやることもたくさん出てきて、中盤以降は手応えを感じていた。東東京の代表ということで本来は『日本一を目指します』と言わないといけないところだと思いますが、まずは1歩1歩頑張ります」
と謙虚にコメントしていました。
ベテラン監督としての風格が漂っています。
市原勝人(二松学舎大付監督)の経歴
年齢:53歳(2018年7月時点)
出身高校:二松学舎大付属高校
出身大学:日本大学
出身チーム:NTT信越(現信越硬式野球クラブ)
【指導者としての経歴】
1996年~:二松学舎大付属野球部監督
二松学舎大学附属高等学校野球部
市原勝人監督(53)
とても高く宙を舞ってご満悦-⭐️
昨夏は甲子園3回戦敗退でしたが
今夏にかけるその手腕に注目です! pic.twitter.com/1WwZmKoXgw— かくちゃん (@Lacheln89) 2018年7月29日
高校時代はエースとして甲子園に出場し、チームを準優勝に導きました。
野球部の監督としては
●2002年・2004年春
●2014年・2017年夏
合計4回甲子園に出場しており、今回で5度目となります。
2014年は当時1年生だった
大江竜聖・今村大輝・三口英斗
この3人が試合に出場し、話題を呼びました。
【二軍】#イースタン・リーグ #日本ハム 戦が始まりました。先発は #大江竜聖 投手です。
GLSでは試合終了までネット生中継!詳しくは⇒https://t.co/UK3tJ8ScKt#ジャイアンツ #巨人 #giants #奮輝 pic.twitter.com/dUGzaJxoWI— 読売ジャイアンツ(Giants) (@TokyoGiants) 2018年7月22日
○今村大輝(二松学舎大府)
172cm 74kg 右右
物怖じせずに味方を鼓舞する気遣い型のキャッチャー、上級生を強気にリードし、二松学舎大付念願の甲子園初出場を1年にして果たした。1年の5月から正捕手。 pic.twitter.com/bDoNG62gwF— 高校野球配信 (@03mks89) 2015年1月24日
都筑中央ボーイズ(神奈川県横浜市立中川中学校)→二松学舎大付高校3年生 主将(キャプテン)背番号5🌸
甲子園出場2回(夏1回 春1回)
三口英斗君✨
注目選手
東東京大会 準々決勝
都立江戸川高校戦 pic.twitter.com/mNXT0Gpdnf— Masanao 3 A#4#1 (@MASANAO_0416) 2016年7月28日
甲子園で3人の1年生が当時に試合に出るシーンは、なかなか珍しいです。
この年、二松学舎大付属高校は夏初出場で、夏の甲子園初勝利を記録していますから、当時1年生だった3選手の実力が抜きんでていたことが分かります。
2018年夏に抜擢された1年生は?
そして、2018年も1年生を抜擢しているのです。
背番号は12ですが、地方大会では全試合スタメンマスクをかぶりました。(甲子園の初戦もスタメンで出場しました)
その選手は、山田将義
二松学舎-堀越(1回裏)
ゴールデンルーキー山田将義くん、ツーマンから鬼の勝負強さで3点叩き出すタイムリー。これが侍ジャパンの申し子か。 #二松学舎 pic.twitter.com/auUOvtgLqJ— 柴田健太郎 (@shibaken020) 2018年7月25日
出身中学は駿台学園中であり、アジア野球連盟(BFA)のU-15アジア選手権日本代表の選手であり、実力は折り紙付きです。
過去には、アジア野球連盟(BFA)U-12アジア選手権日本代表にも選出されたのです。
チームの重要ポジションであるキャッチャーを任されているという事は、監督から相当信頼されていることが分かります。
すでに「甲子園を沸かせるスーパー1年生候補」に名前があがっていました。
甲子園での活躍はもちろん、この先どれほど凄い選手になっていくのか、非常に楽しみです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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