近江高校野球部が2年ぶりに夏の甲子園に出場します。初戦は智辯和歌山が相手で見事に勝利を収めました。今回は、野球部を率いる多賀章仁監督の経歴や北村選手のバッティング動画、さらに大会が開幕してから一気に注目を浴びた選手情報をお届けします。
近江高校野球部2018年夏の戦績
●2回戦:近江17―0能登川・長浜農
●3回戦:近江10―0甲西
●準々決勝:近江5―1八幡商
●準決勝:近江8―2近江兄弟社
●決勝:近江8―4綾羽
昨年は決勝戦で彦根東高校に敗れて悔しい思いをしましたが、見事にリベンジを果たしました。
今夏は智辯和歌山や前橋育英など、甲子園で優勝経験のある学校を撃破してきました。
3回戦も、優勝経験のある常葉大菊川が相手となります。
前半を僅差で乗り切れば、得意の継投で勝利に近づける可能性が高まると思います。
多賀章仁(近江高校野球部監督)の経歴
名前:たがあきと
生年月日:1959年8月18日
年齢:58歳(2018年の誕生日を迎えると59歳)
※誕生日は、甲子園のヒーロー清原和博と同じです。
出身地:滋賀県
出身高校:平安高校(現:龍谷大平安高校)
出身大学:龍谷大学
高校時代は「4番・ファースト」として活躍しました。
現在、龍谷大平安高校野球部監督を務める原田英彦さんは、高校の1年後輩にあたります。
【指導者としての経歴】
1983年~:近江高校野球部コーチ
1989年~:近江高校野球部監督
これまで、監督として春は5回、夏は10回甲子園に出場しています。
(2018年夏で11回目となります)
甲子園での最高成績は、2000年夏の準優勝
3人のピッチャーを継投させて決勝戦まで勝ち上がり「3本の矢」と話題になりました。
決勝戦の相手は、強力打線が自慢の日大三高校
2-5と敗れはしましたが、長打を1本も許さなかったのです。
当時はまだ「1人のエースが完投・連投する」のが当たり前の時代だったので、近江の作戦にビックリした方も多かったでしょう。
今夏も近江高校の自慢の継投策が功を奏し、すでに2勝しています。
今後の試合も継投策がうまくハマれば上位進出を狙えるチームであり、相手にとっては「対策しづらいチーム」と言えます。
大会がスタートしてから注目された選手は?
まずは、大会開幕前から注目されていた選手を紹介します。
それは、1年夏から4番を打つ北村恵吾選手で、今夏の甲子園ではホームランを2本放ちました。
近江高校 6-2 智辯和歌山
8回表
これぞ4番!!!
1年生から近江の4番に座る北村恵吾③(西濃B)の完璧なレフトへのツーランホームラン!!! pic.twitter.com/NxVshGtERO— おくら (@okura_toin) 2018年8月7日
今大会で、一体何本ホームランを打つのか非常に楽しみです。
そして、大会が始まってから注目を浴びたのが、林優樹投手
170㎝・60㎏と小柄ながら、智辯和歌山戦ではプロ注目の林選手から三振を奪い、2回戦では6回無失点と好投しました。
近江高校、2番手林君。
こちらもまた2年生。
球速はないけどダイナミックで、テンポのいい投球。
あっという間に三者凡退。
解説の迫田さんが広島新庄の監督の迫田さんであれば、私はこの林君に注目するよ。
堀くんの才能を見出した監督だからね。#高校野球 pic.twitter.com/YqmYOIwGxr— おうがい (@ohguyis_coool) 2018年8月13日
大阪桐蔭のような強豪チームが最も苦手とするタイプのピッチャーです。
今年度だけでなく、次年度以降も近江のキーマンであることは間違いありません。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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