子供が嘘をつく心理と対応策(11歳~12歳の小学生編)ケース別にご紹介!

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「最近子供が嘘をつくようになったんだけど、どうしてなの?」

「どのように対応すれば良いのか、分からない」

このように考えている親御さんは非常に多いです。

「嘘」と言っても様々な種類があり、それによって効果的な対応策は異なります。

今回は、小学校高学年(11歳~12歳)ぐらいの子供を持つ親御さんに向けて、子供の嘘の種類や心理、さらには対応策をケース別にお伝えします。
 

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子供が嘘をつく心理と対応策(小学校高学年編)

ケース1:宿題が終わっていないのに「終わった」と嘘をつく

小学校高学年(11歳~12歳)ぐらいになると、この嘘をつく子が一気に増えます。

なぜなら、小学校低学年のうちは、親が子供の宿題の中身をチェックするものの、高学年ぐらいになると「まあ、大丈夫だろう」と思ってしまい、チェックしなくなるからです。

実際に、子供の「宿題やったよ」という言葉を鵜呑みにしてしまい、学校や塾の懇談でやっていないことが初めて発覚するケースは珍しくありません。

 

このような嘘をつく子供の心理としては「怒られるのを避けたい」というものです。

「やったの?」と聞かれて「やっていない」と答えてしまうと、お母さんからカミナリが落とされることを、子供なりに理解しているわけです。

 

対応策としては

●1~2回は見逃してあげる

●3回以上怪しい状況が続いたら「現物(宿題)を確認する」

という方法が有効です。

お母さんが中身までチェックするとなると、子供も嘘をついてもムダなことに気づきます。

それでもなかなか宿題が出来るようにならない場合は、子供が宿題に取り組めるように一緒に計画を立ててあげましょう。

 

ケース2:それほど体調が悪くないのに「しんどい」と嘘をつく

・それほど体調が悪くないはずなのに「熱がありそう」

・それほどお腹が痛くないはずなのに「おなかが痛い」

このように言うようになるのも、11歳~12歳の子の傾向との1つです。

 

小学校高学年から中学生ぐらいの、親に対する子供の心理としては「放っておいてほしいけど、見捨てないでほしい」という微妙な境界線を行ったり来たりしています。

しかも、日によって変化するので、親としても「一体どう接してあげればいいの」と悩んでしまいます。

本当に体調不良になっている場合は別ですが、そうではないのに訴えに来る場合は「心配してほしい(気にかけて欲しい)」と感じている傾向にあります。

 

対応策は、出来れば寝る前に「いたわりの言葉」をかけてあげることです。

●今日もよく宿題を頑張ったね

●おやすみ

●また明日も頑張ろうね

といったように「気にかけているんだよ」ということを言葉で伝えることが大切です。

もし、学校でトラブルを抱えている可能性がある場合、普段とは様子が変わっていないか観察しておくようにしましょうい。

 

ケース3:持っているレアカードの枚数を多めに言う(話を盛る)

例えば、遊戯王のレアカードを2~3枚しか持っていないのに「10枚持っている」と嘘をつくようなケースです。

心理としては

●「スゴイ」と思われたい

●注目されたい

というもので、自己顕示欲が現れている証拠です。

決して誰かに迷惑をかけているわけではないため、早急に対処する必要はありません。

ですが、自分の子供が話を盛ってばかりいると、親としてはやはり心配になるものです。

 

対応策としては「もし友達がレアカードを1枚しか持っていないのに、『10枚持っている』なんて言ったらどう思う」と尋ねてみることです。

なぜなら、自己顕示欲を抱いている子どもは「カッコいいか、ダサいか」という判断基準を持っているからです。

このように言われると、子供なりに何か感じるものです。

 

もし「友達」というワードを出すのに気が引けるのであれば

「もしお父さんが全然英語を話せないのに『俺は英語ペラペラなんだぜ』と自慢していたらどう思う?」と聞いてみましょう。

遠回しに「話を盛ることはカッコいいことではなく、いずれバレるもの」ということを気づかせることがポイントです
 

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ケース4:計画もないのに「今度ハワイに行く」と嘘をつく

ケース3の事例は、事実レベルが2~3のことをレベル10に膨らましており、1日10分しか勉強していないのに「1日1時間勉強した」と親に言うケースと似ています。

一方、ケース4の事例は、事実レベルが0のことを、あたかも本当であることのように言っており、この点がケース3との違いです。

先ほどの事例(ハワイの例)で言えば、話が回り回って「おたくは今度ハワイに行くんですって!」と言われることもあります。

親としては、たまったものではありません。

 

「こうなりたい」という理想と、実現していない現実に大きなズレが生じている場合に、子供はこのような嘘をつきます。

「有名人と知り合いなんだ」と言いふらすのも、「会いたい」という理想と「会えない」という現実の板挟みになっているからです。

 

対応策としては、

●子供が実現したいと感じていることは、出来る限りかなえてあげる

●どうしても無理なことは、「できない」と伝えてあげる

ことの両方が必要です。

 

「東京ディズニーランドに行きたい」であれば実現のハードルがそれほど高くありません。

ですが、「ハワイに行きたい」となると、実現のハードルが一気に上がります。

 

ハワイに行けないことを伝える時に

●お金がどれぐらいかかるのか

●親の仕事の都合

●何年後であれば、実現可能なのか

という事を伝えると、子供なりに理想と現実のバランスを考えられるようになります。

また、実現が難しいことを実現するには、作戦(戦略)が必要であることを学ぶきっかけにもなります。

 

ケース5:親の財布からお金を盗ったのに「盗ってない」と嘘をつく

今回取り上げた事例の中で、最も悪質であり、最も頭を悩ませる嘘と言えます。

ケース1との違いは「他人に迷惑をかけているかどうか」です。

とはいえ、小学校高学年(11歳~12歳)であれば、親の財布からお金を盗るのがダメなことであることを理解しているものです。

 

悪いことだと分かっていながら、そうしてしまう心理としては

●親の気を引きたい

●自分に注目してほしい

というものであり、ケース2の嘘をつく時よりも、このような気持ちが強くなっています

授業中に当てられてもいないのに答えたり、突然大きな声を出すケースも、似たような心理が働いています。

 

対応策としては、

●可能な範囲で会話の時間を増やす

こうすることで、子供と心のスキンシップを取ることが大切です。

とはいえ、1日に1時間も会話する必要はありません。

お母さんも忙しいですし、子供にもそんな時間はありません。

タイミングは「寝る前」など子供が落ち着ける時間を選んで、1日5分~10分、何気ない会話をするところから始めてみましょう。

毎日できないのであれば、2~3日に1回でも構いません。

そのうえで、「嘘は、人を嫌な気分にさせてしまうものであり、他人に迷惑がかかる」ということをタイミングを見計らって教えてあげることも大切です。

 

おわりに

子供が嘘をついてしまうと、時には振り回されることもあり、心身ともに疲れ果ててしまうこともありますね。

対応するうえでぜひ心がけて頂きたいのは、親自身が自信と余裕を持って接することです。

「あ、子供はいまこのような心理状態にあるんだな」

「このように対応すれば、今すぐ嘘をつく癖が治らなくても、少しずつ減っていくだろう」

「嘘をつくことも、子供が成長するうえで通過儀礼みたいなものだ」

このように考えることで、少しは気が楽になります。

 

子供にとって親は、唯一無二の存在です。

自信をもって、子供に接してあげてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
 

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