固定費の見直しは、どこから始める?
毎月のお金が足りない、貯金ができないと感じたら、まずは固定費の見直しから。スマホ・ネット回線・保険・サブスクを見直す順番と、乗り換え前に確認したいポイントを、会話形式でわかりやすくまとめました。
固定費とは?変動費との違い
固定費は、使った量にかかわらず毎月ほぼ同じ金額が出ていくお金です。家賃、スマホ代、ネット回線、保険料、サブスク(動画・音楽などの定額サービス)などが当てはまります。一方、食費や日用品、交際費のように月によって変わるお金を変動費といいます。
固定費は契約で金額が決まっているため、見直すと効果が毎月続くのが特徴です。変動費の節約のように、毎日の我慢が必要ありません。
見直す順番のめやす
- サブスク:使っていないサービスを解約する。手続きが簡単で、その日から効果が出ます。
- スマホ:料金プランと、実際に使っているデータ量・通話を比べる。格安SIMや大手のサブブランドへの乗り換えも候補です。
- ネット回線:契約の更新時期と、スマホとのセット割を確認する。
- 保険:入っている保険の保障内容を書き出し、重なっている保障や今の暮らしに合わない保障がないか確認する。
- 住居費:家賃は大きな固定費ですが、引越しにも費用がかかります。更新や住み替えのタイミングで考えましょう。
1. サブスク:まずは「使っていないもの」を探す
クレジットカードの明細や、スマホのアプリストアの「サブスクリプション」の画面を見ると、契約中のサービスを一覧で確認できます。最近使っていないもの、同じようなサービスを重ねて契約しているものがないか確認しましょう。
2. スマホ:使っている量に合ったプランか確認する
- 直近3か月くらいの、毎月のデータ使用量と通話の時間
- 今の契約の解約金や、端末代の残り(分割払い)の有無
- 家族割・光回線とのセット割がなくなると、ほかの家族の料金が変わらないか
- 困ったときに店舗で相談したいか、オンラインの手続きで大丈夫か
Wi-Fiがある場所でスマホを使うことが多い人は、データ容量の小さいプランで足りることもあります。逆にデータをたくさん使う人は、大容量のプランのほうが割安な場合があります。
3. ネット回線:更新時期とセット割を確認する
光回線などのネット回線は、契約期間や更新月が決まっている場合があります。マイページや契約書面で、今の契約の更新月と解約にかかる費用を確認してから検討しましょう。スマホと同じ会社の回線にするとセット割が受けられる場合もあります。
- 今の契約の更新月と、解約にかかる費用
- 新しい回線の工事費と、工事が必要かどうか
- 住んでいる建物で利用できるか(マンションの設備によって使えない回線もあります)
4. 保険:保障の中身を「書き出す」ところから
保険は、入ったときと今とで家族構成や収入が変わっていることがよくあります。同じような保障に重ねて入っていないか、今の暮らしに必要な保障か、を確認しましょう。解約や切り替えは、新しい保障が始まってから行うのが安全です。
保険ショップや訪問型の保険相談は、複数の保険会社の商品を比べられる一方で、相談員は保険を販売する立場でもあります。商品を勧められない中立的な相談がしたい場合は、J-FLEC(金融経済教育推進機構)の無料相談も利用できます。
見直しのあとにやっておきたいこと
固定費を下げられたら、浮いた金額を「なんとなく使う」のではなく、給料日に先に貯金用の口座へ移す設定をしておくと、確実に貯まっていきます。